原題はまんま「バタリオン」
「大部隊」という意味で、英語にも同じような単語があります。


これは、第次世界大戦tのときのロシア軍の女性だけで編成された
部隊の物語です。
さすが女帝を何人も輩出した国だけあって、女性も戦場に行っちゃうんですね!
第2次世界大戦のときに、狙撃手として女性が活躍していたのは
知っていましたが、、、


この作品は、前半は女性だけの部隊を組織し、訓練し、
みんなが団結していく様子を描き、
後半は、男の兵士たちがだらけきっている戦場で、女の兵士が
犠牲者を出しながら孤立していく様子を描いています。


後半は、男たちのクズぶりがはっきりしていて物語として盛り上がりましたが、
前半の方で、彼女たちが入隊する前のエピソードなど、
もっとあればな、と思いました。
そうすれば、彼女たちが丸坊主になる前に、
ちゃんと名前と顔を覚えられたんですがね。

特に、ボチカリョーワの半生は、見てみたかったですね。
映画では恰幅のいいおばさんでしたが、彼女は享年32歳くらいなので、
バタリオンのころでも28歳くらいだったんですね。



この作品の部隊のころって、冬じゃないと思うんですが
(ケレンスキー政権は半年ちょっとしか続かなかった)
裾の長いコートを着て軍事訓練とか、ホント大変そうでした。




バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍 [DVD]
マリア・アロノヴァ
アメイジングD.C.
2017-11-02










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