海外ドラマ、映画を楽しむ 

海外ドラマ・映画レビュー ときどきロシアを斬る (こちらは以前のブログ説明です) 学生時代に習っていた第2外国語、ロシア語をおさらいしつつ、 ロシア時事ネタも扱います。 その他、海外ドラマ(韓国ドラマ)、映画のレビューなど

タグ:ソ連

最近、ロシアの映画を見る気がなくなったので、
その代わりにみたのが、このドラマです。
リフォーム業者のシャノンが建築技術を知識を生かして
事件を解決する、というものです。

最初はリフォームの依頼人だった、作家のマックとの関係もいいですね~。

ただ、ミステリーとしてはよかったものの、
こういうドラマってやっぱり、主な登場人物は白人で、
脇役やチョイ役は、黒人だったり東洋人だったりするね。

その点はアメリカはもっと、改善する余地がありそうです。


アマゾンプライム↓









ところで、youtubeの方の動画の新作です。
ロシア軍のキーウ近郊での残酷な行為の報道を聞いて、
真岡郵便局事件のことを何十年かぶりに思い出しました。
ブチャやボロジャンカでのような目にあうくらいならいっそ、と
毒薬を飲もうという気になるのも、わからなくはないです。
そういう思いから作った動画です。ぜひ見てください。




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ブログ再開にともなって、映画のレビューもまた書いてみることにしました。


ソ連から亡命した有名なバレエダンサー、ヌレエフの映画です。
原題もロシア語で「白いカラス(Белая ворона)」



「白いカラス」確かに結構目立ちますよね~
でもそれってほめているんではなくて、悪目立ちですよね?
ヌレエフも、ソ連時代は悪目立ちしていたようです。
シベリアの地方都市出身であることや、バレエ学校の仲間とうまくやっていないこと。
(史実ではいじめられていたらしい)
そして、公演のため外国に行くと、現地の人と交流して門限破りしたり、、、


バレエ以外の芸術も結構好きだったようで、
フランスに入国早々、美術館に行ったりしています。
とにかく破天荒で自由行動が好きな人だったようで、
こういう人なら、亡命するのもありかな?と思います。



ヌレエフは確かに有名な人だったですが、亡命したのがまだ若く
まだそんなにダンサーとしての名声はなかったみたいです。
それに、パリ公演に行くまでは亡命は考えていなかったようで、
パリで自由の空気に触れて、
それで自分の国の閉塞感が我慢できなくなったんでしょうね。


映画は、ヌレエフ(ロジー)の子供時代のシーンをときどき挟みつつ
パリ公演への出演や地元ダンサーたちとの交流の様子を描き、
終盤で、いよいよ亡命への気持ちを固めていく緊迫感を見せてくれます。

終盤の空港のシーンは、これがハリウッド映画だと大げさなアクションするんだろうな、
というところ、ヨーロッパの映画なので必要なだけの小競り合いですみました。


それにしてもヌレエフはさすが芸術家というか、
自分の感性(気持ち?)が一番大事というか、
亡命を手伝ってくれたクララに、
その後全然連絡を入れたりしないところがドライですね。


あと、ヌレエフのバレエ学校時代のシーン、
あれはホンモノのワガノワバレエのスタジオで撮影されたと思います。
(以前、バレエ王子のドキュメンタリーで見たことあります!)
当時はバレエの先生は、スーツ姿で練習を指導していたんですね(笑)
(イメージではバレエのコーチも動きやすい服という感じなんだけど)



ヌレエフの動画







ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(字幕版)
チュルパン・ハマートヴァ
2019-10-23


フォンテイン&ヌレエフ 「英国ロイヤル・バレエの夕べ」 [DVD]
英国ロイヤル・バレエ団
有限会社エリア・ビー
2012-05-21




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