海外ドラマ、映画を楽しむ 

海外ドラマ・映画レビュー ときどきロシアを斬る (こちらは以前のブログ説明です) 学生時代に習っていた第2外国語、ロシア語をおさらいしつつ、 ロシア時事ネタも扱います。 その他、海外ドラマ(韓国ドラマ)、映画のレビューなど

タグ:シャーロック・ホームズ

シャーロック・のドラマの中から特に、「バスカヴィルの犬」について
取り上げたいと思います。


前回の記事 ロシア版「シャーロック・ホームズ」


「バスカヴィルの犬」はよく映像化されているようです。
ソ連のリヴァノフ版だけでなく、グラナダ版は長尺だったし、
カンバーバッチ版もあります。
ちなみに、ロシアのペトレンコ版は(ネタバレ)名前だけなんですが、、、



リヴァノフ版のバスカヴィルで特筆すべきは、その出演者です。
まず、ヘンリー卿にロシア映画界の巨匠、ニキータ・ミハルコフ。
若いころは映画の出演も多く「持参金のない娘」「貴族の巣」など、
途中から、映画の監督も多くなさっています
「太陽に灼かれて」シリーズ、「シベリアの理髪師」など。

でも、このドラマの役柄では、カナダでワイルドに育った青年であって、
貴族の跡継ぎという感じではなかったですね。
ちなみに、「サー・ヘンリー」という言い方がロシア語になると
「セル・ゲンリー」となるので、
「セルゲイ」という別の名前を言っているみたいでした。


もう一人は、ステープルトンにオレグ・ヤンコフスキー。
タルコフスキー作品「ノスタルジア」や日本の映画「おろしあ国酔夢譚」
などに出演している、国際的に知名度のある人です。
私は「クロイツェル・ソナタ」でおなじみ。
確かにこのドラマでも、あの面長な顔が肖像画で描かれたりしていましたね。



話は変わりますが、モーティーマー先生の愛犬の名前が
「スヌーピー」でしたね。
私はバスカヴィルの原作は読んだことはないのですが、
原作にも「スヌーピー」という名前で出てくるわけじゃないですよね?
そもそも」ヴィクトリア朝時代に「スヌーピー」という名前があったのか?






















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グラナダテレビ版、ジェレミーブレッド主演の「ホームズ」はかなり好きでした。
でも、まさかシャーロックホームズのロシア版が存在するとは思わなかったです。


まず、ソ連時代のものはレンフィルム(レニングラードの映画会社)製作だとか。
主演のリヴァーノフは結構ガラガラ声なので、
変装していてもすぐに「ホームズだ(リヴァーノフだ)」とわかりやすいです。

ちなみに、「チェブラーシカ」のゲーナは、この人が声を当てているらしいです。


シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険(通常版) [DVD]
ワシーリー・リヴァーノフ
アルトアーツ
2013-03-07









あとは、5年くらい前に製作された、イーゴリ・ペトレンコ主演の
シリーズもあるのですが、
そちらは残念ながらDVD化はされていないようですね。










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