原題は「一里塚」要するに英語でいう、マイルストーンです。

ロシアでも、タイムスリップものを作るようになったなあ、と思いました。
ただ、こちらは現地の人(昔の人)には姿が見えず、
過去の出来事を傍観するだけという、新しいタイプのタイムスリップものでした。
(最後のほうだけ、主人公が少し活躍するけど)


主人公のミハイルは、どこかのいい会社のサラリーマンという設定ですが、
やっていることはマフィアっぽい(笑)

そのミハイルが「奇妙な事故」をきっかけに、世界大戦中のレニングラードに
タイムスリップします。
こういう戦場でみんな軍服を着て真剣に戦っているのに、
スーツ姿の男が一人だけ、おろおろと逃げ回っているのは、
笑えるといえば笑えました。


設定は荒唐無稽ですが、自分のルーツを知るという
ちょっとほろりとする人情ものでした。



ちなみに病院の医師役は、「スニッファー」の人でしたね(エンドクレジットで確認済み)
ロシアでは、主役クラスかなと思われる俳優が他の作品では
あまり出番のないわき役に回ることも、よくあるみたいですね。







フロンティア [DVD]
クリスティーナ・ブロスカヤ
TCエンタテインメント
2018-09-28




ロシア(海外生活・情報) ブログランキングへ



ロシア語ランキング




海外映画ランキング