海外ドラマ、映画を楽しむ 

海外ドラマ・映画レビュー ときどきロシアを斬る (こちらは以前のブログ説明です) 学生時代に習っていた第2外国語、ロシア語をおさらいしつつ、 ロシア時事ネタも扱います。 その他、海外ドラマ(韓国ドラマ)、映画のレビューなど

2019年04月

(CNN) ウクライナで21日、大統領選の決選投票が行われ、
出口調査によると、テレビのコメディー番組で大統領役を演じていた俳優で実業家の
ボロディミル・ゼレンスキー氏(41)の当選が確実になった。

国営放送の出口調査によると、
決選投票では新人のゼレンスキー氏が73.2%の票を獲得し、
現職のペトロ・ポロシェンコ大統領の25.3%に大差を付けた。

ゼレンスキー氏の勝利は、支配層に対する国民の失望や、
汚職がはびこる現状への不満、景気低迷に対する不安の表れでもある。

ゼレンスキー氏は、テレビの「国民のしもべ」という
コメディー番組で大統領役を演じて有名になった。
番組は、学校教員がソーシャルメディアで腐敗撲滅キャンペーンを展開して
一躍有名になり、大統領になるという筋書き。
ゼレンスキー氏はこの番組を放送しているテレビ局で昨年12月31日に出馬を表明していた。




あれ、美貌のティモシェンコ氏はどうなっちゃったの?
なにはともあれ、このコメディー番組見てみたいですね。


ウクライナから愛をこめて
オリガ ホメンコ
群像社
2014-01







 


これが、「国民のしもべ」というコメディっぽい


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北と南の「国家」に翻弄された、哀れな男の物語です。
本人に落ち度がないのに、悲劇的な最後です。

北朝鮮の国境で暮らす漁師のチョルは、漁船のスクリューに網が絡まって、
海に流されて、韓国領海に入り込んでしまいます。
もともと国境の海で漁をしていたので、「漂流」というほど長い距離を
流されたわけではなく、冒頭のうちにあっさり、韓国領域に入ってしまいます。


チョルは脱北者ではなく、アクシデントで韓国国内に入ってしまったので、
偶然を装ったスパイではないかと、厳しい取り調べを受けます。
ここで暴力シーンが続くのですが、そんななかで若手の警護役の
ジヌの存在が、チョルだけでなく視聴者にとっても癒しとなります。


チョルは脱北するようにも進められますが、頑固に断り続けて、
めでたく北朝鮮に帰ります。
北は、表向きは歓迎しますが、裏ではこちらも厳しい取り調べ、
チョルがこっそり持ち帰った外貨を取り上げる。
挙句の果てには、チョルの仕事である漁を禁止しました。

ここで、チョルも我慢の限界を超えてやけっぱちな態度に出ます。
そして悲劇的な最後です(みなさんも予想はつくでしょうが)


チョルは家族のために、北でも南でも厳しい取り調べに耐えたのに、
仕事を取り上げられたら、そこでもう、耐えられなくなりました。
やはり人は、仕事のことでプライドを傷つけられたら、もうそこで
頑張れなくなるのだなあ、と思いました。


とにかく、北も南もゲスなやつらがいるんだなあ、という映画でした。




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2018-08-08











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中宗の最初の王妃、端敬王后 慎氏がヒロインのドラマ。
親族に反逆者の家族がいたせいで、文字通り七日で王妃の位をはく奪される、
というものです。

これだけ聞くとドラマチックでとても面白そうなのですが、
このドラマ、本場の韓国では低視聴率だったのがよくわかります。
とにかく、ヒロインのチェギョン(端敬王后)が磔にされたり、
燕山君がチェギョンを好きだったとか、やりすぎだと思います。


その他にも、本来応急育ちのボンボンだった晋城大君(中宗)が
秘密組織の首領だったり大けがしたりして苦労しているのもイメージが違うし。
いくらドラマといっても、設定が無茶苦茶という気がしました。

逆に、チマ岩の伝説のエピソードややってくれなかったし。



あと、ヒロインのチェギョンがいまいちだったというか、
二人の王に愛されるほどいい女には見えませんでした。
パク・ミニョンも、「Dr.Jin」のヨンレのときは、気高いお嬢様という感じだったのですが、
こっちのドラマでは、常にドタバタしていたような印象でしたね。

せっかく、わき役の人達が頑張って熱演していたのに、残念です。
ソノがムダにイケメンだったな(笑)





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