タイトルから推察されるとおり、食べ物に関するエッセイ
旅行者の朝食とは、日本では全然知られていないが、
ロシアではよく知られている、ある有名な食べ物を
ユーモア交じりで取り上げている
他、食材や食習慣に関する作品も多数
米原さんの著作をいくつか読んできて感じたが、
米原さんは、こういう比較文化論の文章が、本当にお得意なよう
著者の豊富な通訳経験から得たエピソードを紹介
タイトルから、下ネタ関係が豊富な感じがするが、それほどでもなく
それよりも、言語学や文化論などをテーマにしたものが多い
対談も収録されている
著者の数少ない小説で、著者の自伝も兼ねている
少女時代をプラハで過ごしたヒロインは、
ダンスの教師のオリガ・モリソヴナの過去が非常に気になっており、
ソ連崩壊後、情報が公開されるようになった ロシアで、
オリガ先生の半生をたどっていく
オリガ先生の意外な過去と、壮絶な経験がきっかけとなった「反語法」
そして、ロシア通の著者でなければかけない、
ソ連邦時代の闇の部分も、突きつけられる
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