海外ドラマ、映画を楽しむ 

海外ドラマ・映画レビュー ときどきロシアを斬る (こちらは以前のブログ説明です) 学生時代に習っていた第2外国語、ロシア語をおさらいしつつ、 ロシア時事ネタも扱います。 その他、海外ドラマ(韓国ドラマ)、映画のレビューなど

タグ:エカテリーナ2世

少し前のことなんですけど、エカテリーナ2世のドラマをCSで見ました。





シーズン3は、息子のパーヴェルに妃を迎えてたのだけど、
それでみんなめでたしめでたしというわけでなく、
国の内外に皇帝や皇族の偽物が現れてエカテリーナも苦労する、
というお話でした。
シーズン2と少し、内容がかぶっていますし、
出演する俳優さんも、ほぼ続投です。


シーズン3については、もちろんエカテリーナ2世が主役なんだけど、
そんなに出番はなくて、
2人の僭称者たちをめぐるエピソードのほうが多かったです。
ただ、これはこれで面白かったです。
エカテリーナのほうは、もう孫もいるおばあちゃん。
もちろん、彼女は死ぬまで愛人を伴っていたけど、
さすがに彼女の恋バナでドラマは作れなかったか、、、、


このドラマに影響されて、私もゆっくり解説を作ってみました。



エカテリーナ2世の寵臣たちの紹介がメインでしたが、
機会があれば、ドラマに出ていた二人の僭称者たち
(プガチョフと、タラカーノヴァ)のことも動画につくってみたいです



女帝エカテリーナ 上 改版 中公文庫 B 17-3 BIBLIO
庸子, 工藤
中央公論新社
2002-06-01






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あの有名なエカテリーナ2世が、ドイツの出身であることは有名ですね。
彼女の幼少期の名前は、「ゾフィー・フレデリーケ」といいました。

それだと、ロシアに嫁入りしてロシア名に改名するときに、
「ソフィヤ・アレクセーヴナ」という名前になってもよかったはずです。
でも、「エカテリーナ」という名前をエリザヴェータ女帝からつけてもらっています。


それはなぜなんでしょう?
その理由は、この本を見てわかりました。





(ページは少ないですが、ロシアも取り上げられて、ピョートル1世が出てきます。
エリザヴェータとエカテリーナ2世は出てきませんが)




ピョートル1世には異母姉がいて(その人の名が、ソフィヤだったんですね)
彼女は、ピョートル・エリザヴェータ父娘の政敵だったというのです。

要するに、エリザヴェータはソフィヤ伯母がキライだったので、
嫁に同じ名前を名乗ってほしくなかったのですね。
その代わりに、自分の母(エカテリーナ1世)と同じ名前を
つけてあげたのだから、
最初は嫁のことを大切にするつもりがあったのでしょう。



この学習漫画、山川出版社も編集協力しているようです。





 



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