ロシアの落日 Падение России

ロシアを斬るブログ ときどき海外ドラマレビュー (こちらは以前のブログ説明です) 学生時代に習っていた第2外国語、ロシア語をおさらいしつつ、 ロシア時事ネタも扱います。 その他、海外ドラマ(韓国ドラマ)、映画のレビューなど

カテゴリ:映画・海外ドラマ > ヨーロッパ

まず、ブログのタイトルを変えました。
私はいくつかのHP、ブログアドレスを変えながらも
20年以上前から、ロシアとロシア語愛好ブログを続けてきました。

でもさすがに最近、かの国の暴挙に我慢の限界を超えましたので、
「愛好」は捨てて、ただすでにしっていることと、多少の自分の意見を付けて
ブログは続けることにしました。

と言っても、こうなると書いていて楽しいのはドラマレビューなので
海外ドラマレビューをメインに続けます。



さて、本題ですが、フィンランドのマリン首相人気?がきっかけで
フィンランドの映画に興味を持ったので、
この「浮き雲」を見てみることにしました。
これは、それほどストーリーが凝っていないので逆に
フィンランドの人々の暮らしぶりを見るのにちょうどいい映画です。


共働きしていた中年夫婦が、ほぼ同時期に失業しました。
この映画が撮影されたころ、フィンランドはホントに不況だったようです。
二人とも求職活動をしますが、どっちもうまくいかず
結局は、自分たちで商売を始めよう!ということになりました、
というストーリーです。


フィンランドのインテリアは、壁紙に青を使うことが多いのと、
あと、フィンランド人ってガタイのいい人が多いんだな、という印象でした

主演女優、 カティ・オウティネンのインタビュー



マリン首相についての(ショート)動画


浮き雲 (字幕版)
サカリ・クオスマネン
2022-05-15





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ブログ再開にともなって、映画のレビューもまた書いてみることにしました。


ソ連から亡命した有名なバレエダンサー、ヌレエフの映画です。
原題もロシア語で「白いカラス(Белая ворона)」



「白いカラス」確かに結構目立ちますよね~
でもそれってほめているんではなくて、悪目立ちですよね?
ヌレエフも、ソ連時代は悪目立ちしていたようです。
シベリアの地方都市出身であることや、バレエ学校の仲間とうまくやっていないこと。
(史実ではいじめられていたらしい)
そして、公演のため外国に行くと、現地の人と交流して門限破りしたり、、、


バレエ以外の芸術も結構好きだったようで、
フランスに入国早々、美術館に行ったりしています。
とにかく破天荒で自由行動が好きな人だったようで、
こういう人なら、亡命するのもありかな?と思います。



ヌレエフは確かに有名な人だったですが、亡命したのがまだ若く
まだそんなにダンサーとしての名声はなかったみたいです。
それに、パリ公演に行くまでは亡命は考えていなかったようで、
パリで自由の空気に触れて、
それで自分の国の閉塞感が我慢できなくなったんでしょうね。


映画は、ヌレエフ(ロジー)の子供時代のシーンをときどき挟みつつ
パリ公演への出演や地元ダンサーたちとの交流の様子を描き、
終盤で、いよいよ亡命への気持ちを固めていく緊迫感を見せてくれます。

終盤の空港のシーンは、これがハリウッド映画だと大げさなアクションするんだろうな、
というところ、ヨーロッパの映画なので必要なだけの小競り合いですみました。


それにしてもヌレエフはさすが芸術家というか、
自分の感性(気持ち?)が一番大事というか、
亡命を手伝ってくれたクララに、
その後全然連絡を入れたりしないところがドライですね。


あと、ヌレエフのバレエ学校時代のシーン、
あれはホンモノのワガノワバレエのスタジオで撮影されたと思います。
(以前、バレエ王子のドキュメンタリーで見たことあります!)
当時はバレエの先生は、スーツ姿で練習を指導していたんですね(笑)
(イメージではバレエのコーチも動きやすい服という感じなんだけど)



ヌレエフの動画







ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(字幕版)
チュルパン・ハマートヴァ
2019-10-23


フォンテイン&ヌレエフ 「英国ロイヤル・バレエの夕べ」 [DVD]
英国ロイヤル・バレエ団
有限会社エリア・ビー
2012-05-21




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原題は「砂漠の女王」

実在した探検家、ガートルード・ベルの物語だそうです。


最初、テヘランのあたりを見ていた時に、
これハーレクイン風のラブロマンスなのかなと思っていましたが、
テヘランでの恋人が死んでからは、ヒロインが淡々と砂漠の旅を
続けるという、地味~なストーリーになりました。
そしてもう一度、ロマンスが出てくるのですが
(今度も外交官、でもこっちは不倫になっちゃう)
そちらの展開も淡々とし、そして最後は死別であっさりと終わりました。


陳腐な手法で無理にもりあげなくてもいいけど、
本当に、淡々と話が進みます。
女性が危険なところを旅しているのに、とくにハラハラする場面も
ありませんでした。


それならそれでいいんだけど、それだったら、
ヒロインが砂漠に惹かれていく理由をもっと掘り下げるとか、
砂漠で出会った人たちとの交流をもっと描いてほしかったです。

現地の人々との交流といえば、部族長に歓迎され宴会でもてなされました、
的がほとんどでした。


ただ、この作品を見たおかげで、サウジアラビアとヨルダンが建国された
いきさつを確認(大学受験のとき、世界史で勉強したはずなので)
できたのはよかったです。

今、内乱で問題のシリアも出てきたしね。

ヒロインの美貌をめでるのがメインの作品でした。
(私はよく知らなかったけど、有名な女優さんでしたね)





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2018-07-03



砂漠の女王―イラク建国の母ガートルード・ベルの生涯
ジャネット ウォラック
ソニーマガジンズ
2006-03





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ノルウェーの国王、ホーコン7世の物語。
実はノルウェーの王室は歴史が浅く、ノルウェーだけの国王というのは、
そんなにいないのですが、どこから数えて「7世」なんでしょうね?


本題に戻りますが、第2次世界大戦中、中立を保っていたはずの
ノルウェーにもドイツが侵攻してきますが、
そのときに、おとなしくドイツに降伏するか、あるいは抗戦するかの選択を迫られます。


ノルウェーは立憲君主国で、国王が政治に口を挟めない
(この点は、日本の天皇制度と似たものだと思えばいいのかな?)
のですが、ドイツ公使は国王を説得に押しかけてきます。
でも、国王は国民の意思を尊重する、と突っぱねるのです。
国王単独で変に気をまわして降伏せずに、祖国のためを思って
抗戦を選んだため、国王一家は亡命
(しかも、家族バラバラで違う国に亡命)となってしまいましたので、
国王も苦労が多いものなんだな、と思いました。


国王と孫たちとは仲が良くてほほえましいのですが、
皇太子はもういい年のおじさんですので、自分の意見があって
(口出しもしてくるので)、その変も大変そうでした。


ただ、もう少し人間ドラマを見たかったと思いますが、
歴史的事実の描写に絞って作り上げた作品という感じ。
歴史ドキュメンタリー風にとらえればばいいのかな、と思います。






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ルーマニア映画です。珍しいですね。


主人公は中年医師で、娘が一人いて英国に留学させたいと思っています。
ただ、裏の顔もあり、かつての患者だった女性と浮気しています。

娘が留学生の選考試験を控えていた時に、強姦未遂事件に巻き込まれます。
「未遂」だったので、なんとか試験を受けさせようとはするのですが、
本人の精神的動揺が大きく、父親は試験の不正を画策する、という話。


ルーマニアは民主化に失敗したようで、チャウシェスク政権のころと
あまり変わっていないようです。
その辺のことも取り上げた社会派映画ですね。


主人公の医師は、確かに娘思いなのですが、
浮気のほうは妻に非があるようではなく、身勝手な感じがします。
浮気相手の女性に対しても、特に責任は考えていないようです。


この話、冒頭からいくつか大小の犯罪(例の強姦未遂も含む)が起こるのですが、
そのうちのどれも解決しないまま、話が終わってしまいます。
エリザの試験の結果についても出てこないし、
そういう点では、本当にスッキリしない結末です。


エリザの彼氏のことで、いったんは対立した親子ですが、
このてんについてだけは和解して、物語は終わりです。

まあ、「ルーマニアってこんな風」、みたいなのを見る映画ですね。


ちなみに、ルーマニア語でもありがとうは「メルシー」なんですかね?
フランス語かと思っちゃいました


 




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