原題「ледокол」 まんま「砕氷船」です。
実際にあった、砕氷船の海難事故をベースにした映画。

まず冒頭の15分くらいで、氷山に激突、乗り合わせた人1名死亡、
という、ハラハラドキドキの場面を見せる。
そして、一部船員の造反により、新船長が送られてくるが、
ヘリの故障によって旧船長は帰国できず、
新旧二人の船長が乗り合わせる中、救助を待ち、
その中で人間ドラマが展開される、というもの。


途中も、ちょっとハラハラする場面はありますが、
冒頭のシーンほどではありません。


頑固で杓子定規だと思われた新船長が、
最後、温情的な計らいをして、一段落、という感じでした。


ただ、物語途中で、新旧両船長の妻のエピソードも出てきますが、
ちょっと唐突的というか、もっと人間関係を
わかりやすくしてほしかったです。


旧船長の妻は、夫が航海中に離れ離れになるのがイヤで
離婚したかったってこと?
あと、新船長の妻って(夫もそうだけど)そんなに若くなさそうだけど、
晩婚だったということ?こちらの妻はなんだか高齢出産みたいだし。


それから、旧船長をやった俳優さん(ピョートル・フョードロフ)。
いろんな映画で見かけますね。
美女と濡れ場(アワワ)をやっていることが多かったですが、
この映画では、そんなシーンはなかったです。
この方、若く見えますが、船長(40歳くらい?)の役をするほど
実は、年かさなのかな?


あと、この映画ってソ連時代を知っている人にとっては
懐かしい雰囲気。
船内にプガチョワのポスターが貼ってあったり。
(自国のポップ歌手ってそれくらいだったんですね)
あと、船長など一部の乗組員を除き、制服がない。

そう、ソ連って実はほとんどの職業で制服がなかったのです。
(軍人とか、医者-白衣だけど-とか、本の一握り。
ちなみに航空機のパイロットは、その当時は身分は軍人でした。
航空会社も空軍だったから))
だから、工場労働者だろうが電車の運転手だろうが、
私服で勤務していたんですね。

そのことを思い出させる映画でした。






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